8th Album 「Butterflies」

BUMP OF CHICKEN 「Hello,world!」歌詞の意味

主な収録作品:Hello,world! / コロニー
BUMP OF CHICKEN
トイズファクトリー
2015-04-22

【はじめに】 基本的に、ここで書くのは言葉的な解釈だけです。「曲のテーマ」とか「メッセージ」とかは聴いたひとそれぞれが感じるものなので、そのあたりの考察にまでは踏み込まないようにしたいかなと思います。

→BUMP OF CHICKEN 「Hello,world!」歌詞(リンク)

【歌詞の大まかな意味】

ドアを開けて外を見ると、夜だと思ったのに昼だった。
昨日どうやって帰ってきたかも覚えてないのに、体だけはちゃんとここにある。
とりあえずおはよう。目的地のわからないまま、また一日が始まる。
いつも見ている、だけどうわべしか知らない世界の中で。

ここまでかと限界を感じてからも、意外と続けられている。
弱いくせに中途半端に丈夫ということが、何だか恥ずかしい。
自分が何をすべきかは、忘れてるつもりでも、ちゃんとわかってる。
だってそれをしないとすごく苦しい気持ちになるから。

暗い目をしていても、顔を上げて。
その目で見なきゃ、きれいな光は存在しないのと同じ。
君が見るからこそ、光はそこに存在できるんだ。

そうやって、世界は自分の目で、自分が作りだしたもの。
なのに望みもしない困難がいつもある。
救ってくれる人もいなくて、なぜかこの自分だけが正義のヒーロー。
人生というステージの上で、死ぬまでずっと立ったまま。
舞台に出た以上、感情のない空っぽの人形みたいなふりもできない。
だけどできるのは、自分がここにいることを、小さく叫ぶことくらい。
「世界よ、どうもこんにちは、僕はここにいます…」と。

 

思い出とはまた別のものが、ずっと心に焼き付いている。
思い出よりもっと泣きそうになる感情で、それにいつも人生を支配されている。
いつまでもそれと一緒にいないといけないことは、よくわかってる。
だって一緒にいないと、とたんに目標を失ってしまうから。

呼吸を絶やすことなく、必死に生きつづけてきた強い人。
前に進もうとしない心を、引きずりながらでも進んできた。

きれいな歌声は、耳をふさいでいても聞こえた。
何があっても壊れない思いが、自分の中で歌っていた。
守りたいものがあるのなら、たとえ逃げ隠れしていたって正義のヒーロー。
怖くなるのは、そのことにちゃんと気づいているから。

 

結局、嘘と思っていたのが本当のことだった。
空っぽの「ふり」をすると言いつつ、
本当に自分は空っぽだった。
だけど、動いて息をしているこの体だけは、確実にある。
とりあえずおはよう。終わったと思ってもまだ続いてるよ。
自分がいまいる場所からでいい、叫べ。「僕はここにいる」と。

 

怖がらずに顔を上げて。君は強い人だから。
そして思いだして。その目が見るからこそ、世界の全部が存在することを。

そうやって、世界は自分の目で、自分が作りだしたもの。
望みもしない困難にも意味はあるんだ。
守ったものがあるのなら、まぎれもなく自分だけが正義のヒーロー。
怖くなるのは、守ったものがそれだけ大切だから。

きれいな歌声は、耳をふさいでいても聞こえる。
何があっても壊れない思いが、自分の中で歌っている。
泣こうがわめこうが、ヒーローに途中退場なんか許されない。
他人でもない観客でもない、何より自分自身がずっと見てる。
だからもう、死んだふりをしたって意味がない。
自分がここにいることを、ずっと叫びつづけるだけ。

 

【補足】
・大きな世界に対して自分の存在を示すという内容は、「Stage of the ground」と共通しています。

※ 2018/02/05更新

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