7th Album 「RAY」

BUMP OF CHICKEN 「firefly」歌詞の意味

主な収録作品:firefly
BUMP OF CHICKEN
トイズファクトリー
2012-09-12

【はじめに】 基本的に、ここで書くのは言葉的な解釈だけです。「曲のテーマ」とか「メッセージ」とかは聴いたひとそれぞれが感じるものなので、そのあたりの考察にまでは踏み込まないようにしたいかなと思います。

→BUMP OF CHICKEN 「firefly」歌詞(リンク)

【歌詞の大まかな意味】

心の中にしまっていた願いが、ある日形になって自分の目の前をちらついた。
そうして、願いは夢に変わった。
捕まえようとしたけど、なかなか手は届かない。
夢を追いかけたその時間が、人生という物語になった。

たくさんの出来事が次から次へと起こって、過ぎ去った昔のことを忘れていく。

 

よく笑ったり泣いたりした時期がある。そんなことが少なくなったいまがある。
どちらがいいとも思わない。ともかく夢だけはいつも追いかけていた。
たくさんの選択肢に迷って、絶望に進む方向も見えなくなって、
それでも先に光って見える、あの夢についていこうと必死だった。

気づくと見えなくなっていたけど、まだその行方を探している。
自分の原動力は、その夢だけ。たったそれだけ。

困難は多くて、いつもぎりぎりの状態だ。
無茶でも、夢を追いつづけることでしか、自分が生きていることを実感できない。
努力が報われないままでも、感情がどんどん擦り切れていっても、
ずっと消えることのない光を自分は知っている。

 

「あきらめなければ夢は叶う」って、よく聞く言葉を信じて追いつづけていたら、
ある日あきらめないといけなくなった。
あきらめたくないと頑張ったけど、頑張っても仕方のない状況に、
何のために生きていたんだろうと考えてしまった。

頼れるものも信じられるものもない。
そんな自分の、ただひとつの頼りだった大切なもの。
それが消えていく…

誰にも知られることのない、自分だけの苦痛に耐えた。
一度壊れたけどまた進みだした。
夢をあきらめた大きな決断に心は痛んで、体を前に進ませるだけで精いっぱい。
そこまでつらくなるほど大切な夢に、自分は出会えていた。

 

だけど人生はまだ終わらない。
夢を失った自分には残酷でしかないのに、止まることなく進んでいく。
そのスピードについていけない、抜け殻同然の誰かさんを主役にしたまま、
次へ次へと…

 

たくさんの出来事が次から次へと起こって、過ぎ去った昔のことを忘れていく。
自分の原動力は、ほんの少しのもの。
でもそれが全て。

困難は多くて、いつもぎりぎりの状態だ。
夢を追いつづけていなくちゃ、生きていることも実感できない。
努力が報われないままでも、感情がどんどん擦り切れていっても、
ずっと消えることのない光を自分は知っている。

誰にも知られることのない、自分だけの苦痛に耐えた。
一度壊れたけどまだ生きようと思った。
そうやってあきらめたことは、本当に美しい覚悟。
夢に負わされた心の傷は、夢と同じ色できらめいている。

 

【補足】
・曲名の「firefly」は蛍のこと。夢を蛍の光のようなものと例えています。

※ 2018/02/05更新

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