4th Album 「ユグドラシル」

BUMP OF CHICKEN 「レム」歌詞の意味

主な収録作品:ユグドラシル
BUMP OF CHICKEN
トイズファクトリー
2004-08-25

【はじめに】 基本的に、ここで書くのは言葉的な解釈だけです。「曲のテーマ」とか「メッセージ」とかは聴いたひとそれぞれが感じるものなので、そのあたりの考察にまでは踏み込まないようにしたいかなと思います。

→BUMP OF CHICKEN 「レム」歌詞(リンク)

【歌詞の大まかな意味】

自分は普通の人間とは違うって思い込んで
いつしか壁を作って自分を守るのもプロ並みに。
そうやって他人を拒否するの流行ってんの?
きっと戦う勇気のないやつの間で人気急上昇中なんだろな。

必死になってやってるくせに「意味はない」なんてよく言える。
聞かれもしないのに理屈を並べるのはどうしてだ。
言い負かす相手もいないくせに。

お前の中のお前がつぶやいたぞ。
「自分は汚れてしまった」って。
なぐさめようとそいつの肩に伸ばしたお前の手。
それもやっぱり汚れてたろ。

 

価値なんてわかりもしないのに、
黙ってるのが不安でとりあえず感想。
他人の意見を自分の考えみたいに言うのが得意技。

大人になりました、って偽りの顔。
すぐに見破られて、言葉巧みにとことん言い訳。
そうやって仮面をかぶってまで、お前の中に隠しておきたかった物って何。
それか、その宝物にはもう興味がなくなったの?

お前の中のお前がつぶやいたぞ。
「大切なものを忘れてしまった」って。
ちゃんと聞こえたくせに、聞こえたこと自体忘れたのか。

 

今のままだとバレバレだからさ、
現実家気取りはもうちょっと上手にやれよ。
嘘をつくことにもすっかり慣れて、
人を見くだすことにもすっかり慣れて、
これ以上、躊躇することなんか何もないだろ。

その塗りつぶした未来には何を描きたかったんだよ。
生まれなきゃよかったって言う前に、
ちゃんと納得のいくように生きてみろよ。

お前の中のお前がつぶやいたぞ。
「本当の自分に気づいてしまった」って。
逃げて隠れてみても、お前の中のお前はずっと見てるぞ。

“これが現実”
って、それお前のただの妄想。
他人の物ばっかり運んで走るの疲れたろ。
もう長いこと会えてないからさ、ひさしぶりに話してみたいんだ。
お前と心の底から話してみたいんだ。

 

◆「アンタと 改めて話がしたい」と言ってくれているのは誰?

今回の解釈では、内面の自分から自分自身に対して語られたメッセージ、というイメージで曲をとらえています。つぶやいた「誰か」というのは心の中の自分自身であり、また、最後に「走り疲れたアンタと 改めて話がしたい」と言っているのも、やはり同じ人物でしょう。

こういう解釈をしたのは、こういう解釈をすることでいちばん歌詞全体の意味がよく通る、というのも大きな理由ですが、バンプの曲の特徴を踏まえたためでもあります。「自分の内面からの呼びかけ」は繰り返し歌われているテーマで、初期の曲「ランプ」に始まり、有名どころでは「カルマ」などがあります。

曲名の「レム」も手がかりになるのではないかと思います。これはおそらくレム睡眠のことで、最も深い睡眠状態でありながら、脳波は起きている時と同じで、しかも目を開けているときのような速い眼球運動がみられる時期を言います。睡眠中にくりかえし起こり、夢を見ていることが多い時間です。(参考:大辞泉)

眠っているのに脳は覚醒している状態で、夢を見ている時間、ということは、ここで呼びかけがあるとすれば外部からではなく、自分の内面(深層心理)からと考えるのが自然かと思います。

※ 2018/03/22更新

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