8th Album 「Butterflies」

BUMP OF CHICKEN 「ファイター」歌詞の意味

主な収録作品:Butterflies
BUMP OF CHICKEN
トイズファクトリー
2016-02-10

【はじめに】 基本的に、ここで書くのは言葉的な解釈だけです。「曲のテーマ」とか「メッセージ」とかは聴いたひとそれぞれが感じるものなので、そのあたりの考察にまでは踏み込まないようにしたいかなと思います。

→BUMP OF CHICKEN 「ファイター」歌詞(リンク)

【歌詞の大まかな意味】

ひたすらに生きてきたら、
気づけば暴風雨のようにめまぐるしい日常に、
かつての穏やかな日々への
戻り方を忘れてしまっていた。

ただ道しるべのように、
思い出ともいえない記憶のかすかな幻だけを、
大切なものを何もかも失ってしまったあとにも、
いつまでも大事に抱え込んで…

周りのめまぐるしさに、いつしか時間は削られて、
何を感じることもできなくなった。
ぜんまい仕掛けのように動きつづける体で、
今にも限界だと叫びだしそうな心を、
死にものぐるいで守りながら…

もしちょっとでも生きることに疑問を持ったら、
心が消えてなくなってしまいそうで、
つらさや苦しみと一緒に大事にしまっておく。
もし過去を振り返ってしまったら、
そこに引き込まれて戻れなくなりそうで、
ただただ目の前の現実に向かってあがき続ける。
自分の持つ、生まれ持ったわずかな武器だけで…

この場所で生きていく、ただそれだけのために、
自分の全身が必死の声をあげている。
つらい経験から生まれた感情が、
この命をつなげていく力になってくれる。
たくさん失ったものはあるけれど、
最後にひとつだけ残ったものがある。
自分の中に強く残った思いがある。

 

嵐の中にいるはずなのに、
いろいろな声が耳に届いた。
それは輝きながら体の中で集まって、
いつしか冷え切っていた心を温めてくれた。

目を上げれば、そこには美しい世界が広がっていたことに、
ようやく気づいた。
足元を見ると、小さな虫がこっちを見ているものだから、
思わず顔がほころんだ。
嵐の中を歩いているのが自分だけじゃないことを知った。
それは、全部耳に届いた声たちが教えてくれたんだ。

どうやって人と接すればいいのか、
そんなことすら知らなくて戸惑っていた自分に、
差し伸べてくれた手。
そこには温かな脈動があった。
それがつらい夜をいくつも過ぎたあともまだ冷めずに、
ずっと自分を温め続けてくれている。

君が生きている、ただそれだけのことが、
自分の存在さえも明るくしてくれるようだ。
温かさを忘れて動きをにぶくしていた感情にも、
君の鼓動は響いてきた。
火をともすように心を熱くしてくれた。
もし君に気づいてもらえないとしても、
そばにいて力になりたい。
君の一番近くにいたい。

 

持ち物は増えたわけじゃないのに、
何か確実に、大切なものは増えていく。
出会いがくれたものが、
そうやって自分の中で重くなっていくたびに、
それを失うことを思って怖くなった。
だからもっと強く、だけど潰してしまわないようにそっと、
抱え込んで守ろうとした…

 

嵐の中で、自分の手をつかんでくれたその手を、
今度は自分がつかんであげる番だ。
生まれ持った弱々しい武器でも、
暗やみを振り払う力はある。

君のそばで生きていく、ただそれだけのために、
自分の全身が必死で声をあげている。
大切なものを守るための力は、
生まれた瞬間からずっと持っていた。

悲しみの中から届いた声が、
君の心の奥から届いたものが、
自分の勇気になってくれる。
君が存在している、ただそれだけのことで、
つかんでくれた手はまだ温かい…
失ったものはたくさんあるけど、これだけは残ってくれた。
たったひとつだけ残ってくれた。

この思いはずっと離れずにそばにある。
僕の中にいつもある。
心の一番近くにある。

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